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文書番号 : 25587
更新日  : 2026/08/18

- 質問 -
「 BitLocker 」 を使用した、システムディスク ( C ドライブ ) の暗号化と解除の方法 ( Windows 10 Pro / 11 Pro ) [ TPM / 有効 / 無効 / スタートアップキー ]


- 回答 -
「 BitLocker 」 とは、Windows Pro に標準搭載されている機能で、各ストレージ単位でデータの暗号化を行い、
端末の紛失や盗難といった物理的リスクにおいても、第三者による不正なアクセスからデータを保護するセキュリティ機能です。
本機能の主な メリット / デメリット は、下記の通りです。
本機能がオンの場合の 「 メリット( 紛失時の情報漏洩防止 )】
PC の紛失や盗難、ストレージの不正な取り外しが行われた場合でも、BitLocker により暗号化されているストレージは、
第三者がストレージを直接読み取っても内部のデータにアクセスすることはできません。

そのため、端末の物理的な紛失や盗難が発生した場合においても、情報漏洩リスクを大幅に低減することができます。
本機能がオンの場合の 「 デメリット ( トラブル発生時にアクセス拒否 )」
起動時の整合性チェックに異常が検出された場合、回復モードに切り替わり、「 回復キー 」 の入力を求められます。
しかし、当該キーを提示できない場合、端末の所有者本人であっても OS や保存データへアクセスできなくなります。

また、( ブート環境に影響する ) Windows Update や、BIOS アップデート、起動構成の変更など、
日常的な更新作業や設定変更を行っただけでも、回復モードに切り替わり、回復キーの入力を求められる場合があります。

そのため、回復キーの適切な保管 ・ 管理 ( Microsoft アカウントへの保存、印刷、社内での一元管理など ) が行われていない環境では、
復旧不能となるリスクがある点に注意が必要です。

「 BitLocker 」 を使用した、システムディスク ( C ドライブ ) の暗号化と解除の方法は、以下の通りです。
※ 本 FAQ 操作は、「 Windows 10 Pro / 11 Pro 」 のみ該当します。
※ 本 FAQ 操作を行うには、予め 「 管理者権限のあるユーザーアカウント 」 でサインインする必要があります。
※ 環境により、表示される内容が一部異なる場合があります。
 

 
システムディスク ( Cドライブ ) を 暗号化する [ ロック ]
BitLocker を暗号化 ( 有効 ) に切り替えた際の注意点について
BitLocker を 「 暗号化 ( 有効 )」 した状態で 「 リカバリ ( データ初期化 )」 などの パソコン環境が変更される作業を実施した場合、
データの外部漏洩を防止するロック機能が起動することがあります。※ 下図


もしもロックされてしまった場合、キーID が一致する 「 回復キー 」 を入力しなければ、OS にサインインすることができません。
BitLockerを暗号化した後は、続けて 「 回復キーの作成 」 の作業を行っていただくことを推奨いたします。


ご利用されている製品が 「 TPM非搭載モデルの Windows 10 Pro / 11 Pro 」 の場合
以下の操作を行う前に BitLocker を 「 有効 」 に設定する必要があります。有効に設定する方法は、こちら からご参照ください。






1. 回復キーのバックアップ先を ” USBフラッシュメモリ ” に指定する場合は、予め PC に挿入してください。


※ USBフラッシュメモリ以外のバックアップ先に指定する場合は、そのまま次の手順へ進んでください。



2. コントロールパネルを表示します。
システムとセキュリティ 」 をクリックします。



※ 上図のコントロール パネルの表示方法は、「 カテゴリ 」 表示です。
※  「 コントロールパネル 」 の起動方法は、下記からご参照ください。
  ・ 「 Win 11 」 をご利用の場合 ⇒ こちら
  ・ 「 Win 10 」 をご利用の場合 ⇒ こちら



3. 画面がシステムとセキュリティに切り替わります。
BitLocker ドライブ暗号化 」 をクリックします。






4. 画面が BitLocker ドライブ暗号化に切り替わります。
オペレーティングシステムドライブ項目に配置されている 「 BitLocker を有効にする 」 をクリックします。



※ 「 BitLocker を有効にする 」 が表示されていないドライブは、すでに BitLocker による暗号化が行われています。



5. PC 環境の確認中です。しばらくお待ちください。



※ トラステッドプラットフォームモジュール ( TPM ) を使用できない場合、エラー画面が表示され、BitLocker の暗号化は行えません。
エラー画面に 「 互換性のある TPM が装備されていない BitLocker を許可する 」 と表示されてる場合、
この設定を 「
有効 」 に切り替えることで、暗号化操作の再開が見込めます。
( 機能を有効に切り替える方法は こちら からご参照ください。)





6. スタートアップ時にドライブのロック解除の選択画面が表示された場合
スタートアップキー 」 の保存先として、「 USBフラッシュドライブを挿入する 」 をクリックします。



※ 「 手順 6 〜 7 」 の画面では、「 スタートアップキー 」 を保存する操作を実施します。
スタートアップキーを USBデバイス ( USBフラッシュメモリなど ) に保存することで、
BitLocker によってロックされた際は、当該デバイスを PC に挿入するだけで、ロックを解除できます。

( 上図の画面が表示されない場合は、「 手順 8 」 へ進んでください。)
(「 Windows Home 」 では、スタートアップキー作成機能は非搭載となります。手順 8 」 へ進んでください。



7. 画面がスタートアップキーの保存に切り替わります。
回復キーを作成する 「 USB 」 アイコンを選択し、「 保存 」 ボタンをクリックします。




補足” スタートアップキーを保存した USBデバイス ( USBフラッシュメモリなど )” は、認証デバイスとして機能します。
BitLocker によってロックされた際は、当該デバイスを PC に挿入することでロックを解除できます。



8. 回復キーのバックアップ画面が表示します。
任意の ” 回復キーのバックアップ方法 ” を指定してください。



補足 】 回復キーは ” 48桁の数字 ” です。

 Microsoft アカウントに保存する
回復キーを 「 Microsoft アカウント 」 に紐づけて保存します。
紛失しにくく、( ネット環境があれば ) どこからでも確認可能ですが、アカウントへサインインできなくなると、キーの取得が難しくなります。

ファイルに保存する
回復キーを 「 テキストファイル ( .txt )」 として保存します。” USB フラッシュメモリ ” などの記憶デバイスに保存可能です。
Microsoft アカウントに依存せず、オフラインでも管理できます。

回復キーを印刷する
回復キーを 「 」 に印刷して保存します。
ネットワーク障害やアカウント障害の影響を受けず、データ消失によるリスクは無いが、印刷した紙を紛失すると、キーも失います。


ここからは、任意で指定された回復キーのバックアップ方法の操作を実施してください。


BitLocker を使用したシステムディスクを暗号化する方法は以上です。

 
 
システムディスク ( Cドライブ ) の 暗号化を解除する [ ロック解除 ]


1. コントロールパネルを表示します。
システムとセキュリティ 」 をクリックします。


※ 上図のコントロール パネルの表示方法は、「 カテゴリ 」 表示です。
※  「 コントロールパネル 」 の起動方法は、下記からご参照ください。
  ・ 「 Win 11 」 をご利用の場合 ⇒ こちら
  ・ 「 Win 10 」 をご利用の場合 ⇒ こちら



2. 画面がシステムとセキュリティに切り替わります。
BitLocker ドライブ暗号化 」 をクリックします。






3. 画面が BitLocker ドライブ暗号化に切り替わります。
オペレーティングシステムドライブ項目に配置されている 「 BitLocker を無効にする 」 をクリックします。


※ 「 BitLocker を無効にする 」 が表示されていないドライブは、BitLocker による暗号化は行われていません。



4. BitLocker ドライブ暗号化の確認メッセージが表示します。
BitLocker を無効にする 」 ボタンをクリックします。






5. 暗号化の解除中です。完了するまでしばらくお待ちください。



補足 】 上図のメッセージが表示されない場合、タスクバー内に表示される 「 BitLocker 」 アイコンをクリックすることでメッセージが表示します。
( BitLocker アイコンは、「 隠れているインジケーター 」 内に配置されている場合があります )





6. 暗号化の解除が完了したら、「 閉じる 」 ボタンをクリックします。





7. 暗号化が解除されると、対象ドライブのアイコン上から 「 鍵マーク 」 が取り外されます。





BitLocker を使用したシステムディスクの暗号化を解除する方法は以上です。
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