クリーンブートとは、スタートアップとサービスを無効にした状態で Windows を起動することであり、
インストールされているプログラムの影響を受けることがなく、動作チェックが行えます。
クリーンブートで起動する方法 / クリーンブートを解除する方法は、以下の通りです。
※ PC環境によっては画像が一部異なる場合があります。
▼ Windows を 「 クリーンブート 」 で起動する方法
【 ※ 重要 ※ 】Windows をクリーンブートで起動すると、
スタートアップとサービスで動作していたプログラムが 「 無効 」 になります。
その影響で Windows上で様々な障害が発生する可能性があります。
( クリーンブートの影響で PC が正常に動作しなくなった場合は 「 クリーンブートの解除 」 を実施してください。)
【 例: クリーンブートにより発生する可能性がある障害について 】
・ インターネットに接続できなくなる
・ 音声の出力 / 入力ができなくなる
・ Windows のセキュリティが低下する
・ Windows 起動時に警告メッセージが表示される
・ 既存のプログラム
が起動しなくなる etc...
1. 「
システム構成 ( 全般 )」 を起動します。
画面上部に配置されている 「
スタートアップ 」 タブをクリックします。
※ 「 システム構成 」 の起動方法は、下記からご参照ください。
・ 「 Win 11 」 をご利用の場合 ⇒ こちら
・ 「 Win 10 」 をご利用の場合 ⇒ こちら
2. 画面がスタートアップに切り替わります。
「
タスクマネージャーを開く 」 をクリックします。
3. 新たに 「
タスクマネージャー ( スタートアップ )」 が起動します。
「
状態 」 欄をクリックし、有効 / 無効のプログラムの並び順を整理します。
【
補足 】
「 ナビゲーション 」 が開いている場合、画面左側に 「( 各アイコン名 )」 が表示されます。
各アイコン名を非表示にしたい場合は、「 ナビゲーションを閉じる (
青枠部分 )」 をクリックしてください。
4. 「
有効 」 状態のプログラムを選択し、
画面右上に配置されている 「
無効化 」 をクリックして 「
無効 」 状態に切り替えます。
同様の操作で 他の有効状態 のプログラムも、すべて 無効 に切り替えてください。
※ クリーンブートを行うには、基本的にすべてのプログラムを無効にする必要がありますが、
どうしても有効状態を維持したいプログラムは、そのまま 有効 にしてください。
【
補足 1 】 プログラムを右クリックし、
表示されたメニューから 「
無効化 」 を選択することでも 「
無効 」 状態に切り替えられます。
【
補足 2 】
画面右上に 「 無効化 」 が配置されていない場合は、
画面右下に配置されている 「
無効にする 」 ボタンから 「
無効 」 状態に切り替えられます。
5. スタートアップに登録されているプログラムがすべて 「
無効 」 状態に設定されていることを確認したら、
画面右上に配置されている 「
閉じる ( × )」 をクリックします。
6. 画面がスタートアップに戻ります。
画面上部に配置されている 「
サービス 」 タブをクリックします。
7. 画面がサービスに切り替わります。
画面左下に配置されている 「
Microsoft のサービスをすべて隠す 」 のチェックボックスにチェックを入れます。
【 ※ 重要 ※ 】 下図のチェックボックスに 必ずチェックを入れてください。
チェックを入れずにこの後の作業を実施すると、パソコン動作が非常に不安定になる可能性があります。
8. チェックボックスにチェックを入れると、Microsoft のサービスがすべて隠れます。
次に画面右下に配置されている 「
すべて無効 」 ボタンをクリックし、
表示されているサービスをすべて
無効 にします。
※ サービスによっては無効に切り替えることができないものもあります。
9. 画面下に配置されている 「
OK 」 ボタンをクリックします。
10. 設定変更の確認メッセージが表示した場合、
「
再起動 」 ボタンをクリックし、パソコンを再起動します。
※ 上図のメッセージが表示されない場合でも、パソコンを再起動してください。
11. パソコンの再起動後、Windows は 「
クリーンブート 」 で起動します。
インストールされているプログラムの影響を受けることがなく、動作チェックが行えます。
※ パソコン不調の原因が確認でき、動作が改善したら 「 クリーンブートの解除 」 をご検討ください。
以上です。
クリーンブートを解除する方法は、以下の通りです。
※ 以下の操作を実施すると、スタートアップとサービス内のプログラムが
すべて 「 有効 」 に切り替わります。
1. 「
システム構成 ( 全般 )」 を起動します。
画面上部に配置されている 「
スタートアップ 」 タブをクリックします。
※ 「 システム構成 」 の起動方法は、下記からご参照ください。
・ 「 Win 11 」 をご利用の場合 ⇒ こちら
・ 「 Win 10 」 をご利用の場合 ⇒ こちら
2. 画面がスタートアップに切り替わります。
「
タスクマネージャーを開く 」 をクリックします。
3. 新たに 「
タスクマネージャー ( スタートアップ )」 が起動します。
「
無効 」 状態のプログラムを選択し、
画面右上に配置されている 「
有効にする 」 をクリックして 「
有効 」 状態に切り替えます。
同様の操作で 他の無効状態 のプログラムも、すべて 有効 に切り替えてください。
※ どうしても無効状態を維持したいプログラムは、そのまま 無効 にしてください。
【
補足 1 】 プログラムを右クリックし、
表示されたメニューから 「 有効化 」 を選択することでも 「
有効 」 状態に切り替えられます。
【
補足 2 】
画面右上に 「 有効にする 」 が配置されていない場合は、
画面右下に配置されている 「
有効にする 」 ボタンから 「
有効 」 状態に切り替えられます。
4. スタートアップに登録されているプログラムがすべて
有効 に設定されていることを確認したら、
画面右上に配置されている 「
閉じる ( × )」 をクリックします。
5. 画面がスタートアップに戻ります。
画面上部に配置されている 「
サービス 」 タブをクリックします。
6. 画面がサービスに切り替わります。
画面右下に配置されている 「
すべて有効 」 ボタンをクリックし、
表示されているサービスをすべて
有効 にします。
7. 表示されているプログラムをすべて
有効 に切り替えたら、
「
OK 」 ボタンをクリックします。
8. 設定変更の確認メッセージが表示した場合、
「
再起動 」 ボタンをクリックし、パソコンを再起動します。
※ 上図のメッセージが表示されない場合でも、パソコンを再起動してください。
9. パソコンの再起動後、クリーンブートは解除されます。
以上です。