マザーボードに設置されている 「
ボタン電池 」 が消耗していると、
BIOS設定が保存されず、PC 動作に様々な障害が発生する場合があります。
ボタン電池を交換したい場合は、以下の内容を参考に作業を実施するかご検討ください。
※ 本 FAQ は 「 デスクトップパソコン 」 のみ対象となります。
※ PC構成によっては画像が一部異なる場合があります。
※ 「 何度設定しても PC を起動する度に現在の日時に反映されない 」 という現象が発生している場合、
ボタン電池が消耗している可能性があります。
※ RAID 設定を行っている状態でボタン電池を交換すると、
RAID設定が崩れてしまい、ドライブ内のデータがすべて消去される恐れがあります。
※ 内部作業における事故および損害に関しては一切補償いたしかねます。
※ パソコン内部の部品にとって、静電気は大敵です。
静電気による故障を防ぐために、ドアノブなどの金属に触れ、
体内の静電気を除去してから作業を行ってください。
※ お怪我のないよう、作業中は十分にご注意ください。
※ マザーボードに設置されているボタン電池と同じ型番の 「 交換用ボタン電池 」 を予めご用意ください。
( CMOSクリアのみ実施したい場合 は、電池を交換する必要はございません。)
1. PC に接続されている
周辺機器やその他ケーブル類は、
予めすべて取り外してください。
2. ケースのサイドパネルを取り外し、
マザーボードに設置されている 「 ボタン電池 」 の位置を確認します。
【 ※ 重要 ※ 】 ボタン電池が 「 カバー設置モデル 」 に該当する場合、
本モデルの製品は、電池とカバー + 配線が一体となっているため、
お手元でのボタン電池の交換は行えません。
( CMOSクリアのみ実施したい場合 は、ケーブルのコネクタ部分を差し直してください。)
3. マザーボードに設置されている 「 ボタン電池 」 を取り外します。
4. ボタン
電池を取り外したら、BIOS情報をリセットするため 「 1分以上 」 お待ちください。
5. まずは取り外したボタン電池の表面に記載されている 「
型番 」 をご確認ください。
次に
その型番と同一の 「 交換用ボタン電池 」 をご用意ください。
※ CMOSクリアのみ実施したい場合 は、電池を交換する必要はございません。このまま 「 元のボタン電池 」 で作業を継続します。
※ 製品によって、設置されているボタン電池の型番は異なります。
必ず設置されていた型番と同一のボタン電池をご用意ください。
( 同一の型番であれば、ボタン電池のメーカーは問いません。)
6. 表裏の向きに気を付けながら 「
ボタン電池 」 をマザーボードに設置してください。
※ 取り付けの際、「 パチン 」 と鳴るまで設置してください。
7. 「
手順 1 」 で取り外したケーブル類を PC に接続してください。
※ この後起動チェックを行うため、
PC 起動に不要な周辺機器は接続しないでください。
8. PC が起動するかチェックを行います。
電源ボタンを 1秒程長押しして、PC が起動するかご確認ください。
9. PC が起動したら
BIOS設定画面を表示して、下記の設定を行ってください。
・ 日付と時刻を現時点に設定する操作を行う。
・ BIOS 設定を初期設定値に戻す操作を行う。 ※ 操作方法は こちら
【 補足 】 BIOS 設定画面に関する操作方法は、マウスコンピューター サポートページからご参照ください。
【 マウスコンピューター サポートページ 】
https://www2.mouse-jp.co.jp/ssl/user_support2/sc_faq.asp
以上です。